最近の東野圭吾さんの著作には、少し不満でした。作品全体が小粒になっているというか。
しかし、この「容疑者Xの献身」は、面白く昨日の晩、一気に読みました。
容疑者Xの献身東野 圭吾
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理系人間らしく東野圭吾さんの作品は独自のロジックが、展開されています。
この作品でも、ロジックを操る数学者と物理学者が登場します。
一人は、自分が好意を寄せる女性が犯した殺人をかばおうとする側の数学者として、もう一人は、警察側の協力者として。
この二人のお互いの才能を認めながらの対決も面白いのですが、純粋な学問が好きな同士の学問的対決も面白いです。
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