発表から幾分か日数が経ちますが、2010年度の本屋大賞ノミネート作品をお伝えします。
僕と本屋大賞との出会いは、第1回目からでしょうか。その時の大賞受賞作品である小川洋子さんの『博士の愛した数式』は、当時、無名であったと記憶しています。
しかし、この本屋大賞受賞をきっかけに、映画化もされ、本も売れたようです。
出版界では、芥川賞・直木賞の受賞よりも本屋大賞の受賞の方が本の売れ行きに大きく影響を与えるのでありがたいという話もあります。
しかし、書店員が「売れていないけれども、どうしても読んでもらいたい」という本を推薦するという当初の目論見から、現在の有名になった本屋大賞受賞作品が、すでにベストセラーに入っている話題本が受賞されるという現状は大きく外れていると思うのは僕だけでしょうか?
何はともあれ、本年度の本屋大賞受賞作品を注視していきたいと思います。
それでは2010年度の本屋大賞ノミネート作品の発表です。
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