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一昨年の直木賞候補で週刊文春のその年のベスト1横山秀夫「半落ち」について

半落ち
半落ち
横山 秀夫

一昨年、直木賞候補に挙げられながら、選考委員であった林真理子が小説に書かれいた主人公が望んでいた事が実際には不可能だとケチをつけ、結局、大賞には選ばれませんでした。

実際には前述の事は実際に可能であり、怒った著者の横山秀夫は「金輪際、直木賞とは縁を切る」と発言し話題にもなりました。

僕は、それまで横山秀夫なる人物は、全く知らなかったのですが、それまで主に警察内部の事情を短編小説化しており、本書が初の長編だったそうです。
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昨年度週刊文春ベスト1に輝いた雫井脩介「犯人に告ぐ」

犯人に告ぐ
犯人に告ぐ
雫井 脩介

雫井脩介さんの作品は、読んでないのですが雑誌「TVタロウ」で傑作だと紹介されており、手にとって読んでみました。
なるほど読み出したら止まらないノンストップ型の小説でした。

「ダヴィンチ・コード」について

ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン, 越前 敏弥
ご存知、ベストセラーの「ダヴィンチ・コード」について語りたいと思います。
この本は、最初に美術関係への記載は全て真実だと断りが入れられています。小説の中で、ダヴィンチの描いた「最後の晩餐」などに今まで一般には知られていない隠された解釈を紹介してあります。
また、シオン修道会や秘密結社、娼婦だとも流布されていたマグダラのマリアについても大きくクローズアップしています。

贋金作りを描いた真保裕一「奪取」

奪取〈上〉
奪取〈上〉
真保 裕一
奪取〈下〉
奪取〈下〉
真保 裕一

「ホワイトアウト」から真保裕一の本を読み始め、目ぼしい作品を大体読んでます。「ホワイトアウト」もよかったですがこの「奪取」も面白かったです。

フリーターみたいなことしてた若者がスキャナなどの手近かにあるコンピューターなどで手の込んだ偽札を作り、ATMで本物のお札に変える事に成功させます。が、それが玄人に目に付けられます。また、親友の街金でのローンで、ヤクザに痛い目に合わされます。ここまでは、畳み掛けるように非常にテンポがいいです。この親友と玄人の3人がチームを作り、本当のお札に使っている紙は、珍しい植物で出来ているらしいのですが、その植物を育てるところから玄人の指導を受け本格的に始めます。

ホラー小説、恩田陸「六番目の小夜子」なんていかがですか?

六番目の小夜子
六番目の小夜子
恩田 陸

すっかり、ベストセラー作家の仲間入りした恩田陸のいわくつきのデビュー作です。
どこがいわくつきかと申しますと、この作品は新潮社だったかの公募賞のイイ線までいった作品で、その後出版されました。が、重版しなかったのかその後絶版になってしまいました。しかしながら、読者の強い要望により復刊した作品です。それだけ一部の人ですが、その人達の心に残ったという訳です。

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